2003/11/2 天皇賞

いよいよ11月。今年の負けはもはや取り戻せないほどにまで膨れ上がり、「わしゃ北野誠か」と自虐的な罵声を浴びせながらムチを入れて予想してたりする(゚ー゚)。
去年も書いたような気がしますが、府中の2000は魔物が棲むと言われておりまして、例えばシンボリクリスエスの大外枠なんていかにもそれを暗示しているかのようじゃないですか。ついでに今週から復帰予定だった岡部も結局また来週と、これは何かありそなヨカンでやんす。
えーと、なぜ魔物が棲むと言われるのかを考えてみたいと思いますが、まず一つはペース配分の難しさ。最後に長い直線を控えていることとどうしても差し馬に強烈なのがいて前が行きたがることが原因だと思います。やはり今回も逃げ馬は揃っており、これは避けられないだろうと思うのです。そして坂と仕掛け所の難しさ。意外にスピードとスタミナの両方が要求される2000mではこの最後の坂が効いてきます。マイル中心の馬ならば他の馬と同じにスパートをかけてもイッパイになってしまうだろうし、逆にスタミナがある馬はズブいことが多いので遅い仕掛けだと届かず終わることもあります。左回りというのも微妙に影響するかもしれません。
いずれにしても、連覇がないというこの秋の天皇賞。疑ってかかるべき馬は多いと思いますねぇ。

1サンライズペガサス
1年ぶりで同じ天皇賞に復活だが、この馬、長いほうがいい脚を使えるような気がする。さすがにSS×BTだけあって切れる脚はもの凄いが、やはりブランクはステイヤー資質を持つ馬には厳しく、オッズもそれを物語るだろう。左回りも鞍上もちょっと不安だ。

2エイシンプレストン
実績はすごいが、果たしてこの中でも通用するかというのがカギとなりそう。ちょっと2000が長いような気がするのは私だけだろうか。どうも末に魅力を感じないので切る。

3トーセンダンディ
乗り替わりの江田照は非常に不気味なのだが、ここではお客様でいいと思う。実際にオープンではボロボロだし。珍しく森秀厩舎が1頭出しでそれもなんかヤな感じなのだが。

4テンザンセイザ
東京コースと言えばトニービン産駒だが、この馬は京都巧者のようだ。去年のマイルCS前あたりまで見せていた飛んでくる末脚も見られなくなったし、毎日王冠で一叩きした効果がどれくらいあるかという点が勝負の分かれ目かな。

5ローエングリン
個人的にサドラーズウェルズ系というのは好きな部類だが、どうもマイルという印象が強く、果たして厳しいペースの2000でどこまで持つかという点が気がかり。印は薄くなってしまう。勝ちはまずないと思う。

6ダービーレグノ
これもトニービン産駒。新潟の2000でしかも重で1分58秒台。そして末は34秒0というから驚きだ。どんなにがんばっても人気を集めないタイプなのでおいしいかもしれないが、パンパンだったら間違いなく凡走だと思う。そういう馬。

7ツルマルボーイ
やはり気になるのは宝塚以来ということ。長い距離を走ってきた馬が休養明けでG1ならば買えない。調教があまりよくなかったようで、G1で2着が定番となった横典もここはかなり難しいと思う。

8モノポライザー
生まれ変わったような前走大沼Sだったが、夏の上がり馬が好走するようなレースでもないはず。橋口厩舎は3頭出しだが、おそらく一番力が入っているのはツルマルボーイだと思うし。武豊人気でも格下は格下。

9ロサード
小倉記念はよく分からないままに勝たれてしまったが、7歳でここでの大復活はあり得ない。勝ったら競馬やめる。

10ファストタテヤマ
最近の流れから言ってダンスインザダーク産駒はとても臭うが、この4歳世代の中にあっては2000ならやはり譲るべき馬がゴロゴロいると思う。馬体が減っていたら要注意かもしれないが。

11アグネスデジタル
プレストン−デジタルで決まったら「あ、そう」というつまらない結果になってしまうのでそれだけはどうしても避けたい。四位としてはここは勝ちたいだろうが、本来ミスプロ系で2000は長いはず。そう祈るだけ。

12カンファーベスト
毎日王冠組は多いが、そこで勝ったバランスオブゲームを狙おうと思っていた。この馬はそこで4着だったが、逆に上がり馬ではないという証明だったようにも見えた。今回勝つのはNT系かBT系だと思っているので、アンカツでもあるしここは買い。

13ゴーステディ
だから終わったと思う。逃げてローエングリンと同じく粘れるわけもないだろうし。トニービン産駒なんだけどなぁ。

14トレジャー
岡部が復帰して乗るはずだったのに。もう買えない。BTだが、やっぱり藤沢和厩舎の2、3番手だし。この血統にしてマイラーっぽいのも何かなぁ。

15トーホウシデン
出遅れなければけっこうイイ線いけると思う。毎日王冠2着の時計はかなり優秀。それで34秒台の末を使えるのであれば1分58秒の時計になっても大丈夫ということだ。BT産駒だし。

16イーグルカフェ
少しでも人気になってくれたら嬉しいが、もう買わない。JCDでデットーリが乗るなら考えるけど(笑)。

17ヤマノブリザード
去年新潟で行われたセントライト記念の猛烈な末脚がちょっとだけ気になるが、ちょっと役者が違うかもしれないということで切る。前述のように藤沢和厩舎の2、3番手はほぼ無いと言っても過言ではない。

18シンボリクリスエス
半年ぶりの宝塚で5着、そして4ヶ月空いて去年勝った秋の天皇賞、そしてペリエ。しかし、休み明けの藤沢和厩舎は買うなという神のお告げと、1番人気の馬が大外枠になったら注意が必要な府中の2000。とうてい本命には推せないが、メンバーから言って3着は十分にある。馬単2着流しでもいいかもしれん。オペラオーだって連覇はなかったんだし。

△5ローエングリン
△6ダービーレグノ(雨なら買い・・・)
△10ファストタテヤマ(馬体重減だったら買い・・・)
○12カンファーベスト
◎15トーホウシデン
▲18シンボリクリスエス

自信度B
なぜか割と自信ある(゚ー゚;。複勝が140円くらいつくならクリスエスに1万円突っ込んでもいいかも(笑)。

馬連 BOX 5、12、15、18(、6、10)
ワイド 流し 15−5、12、18(、6、10)
3連複 BOX 5、12、15、18(、6、10)
結果
1着18番シンボリクリスエス
2着7番ツルマルボーイ
3着4番テンザンセイザ
初の天皇賞秋連覇となったシンボリクリスエスはやはり圧倒的な強さだった。もちろんローエングリンとゴーステディがテンの5F56秒9というとんでもない逃走劇を演じたせいもあるだろうが、明らかにまわりの馬との脚色が違ったいた。ツルマルも最後方待機ならではの脚で2着。横典G1の2着伝説はまだ続いているようだ。ダービーレグノとファイトタテヤマは条件が揃わなかったので切ったが、パドックを見てからツルマルとテンザンのワイドを追加し、ワイド2950円的中というズルっこをしてしまった(^^;。ローエングリン13着、カンファーベスト5着、トーホウシデン14着だった。

2003/11/2 その他

★京都 渡月橋S

◎1サダムブルースカイ
▲8ホウライウォニング
○9グロリアスサンデー
△10エイシンシャイアン
やっぱ武豊じゃないと・・・。
▲14ダイワバウンドリー

自信度C

馬連 BOX 1、8、9、10、14
ワイド BOX 1、8、10、14
3連複 BOX 1、8、9、10、14

★福島 渡利特別

◎1オレンジパワー
大庭和弥様です(^^)
△3ローレルアンジュ
○5フサイチストラトス
▲6ワンダーハーブ
△13マイネルガーランド

自信度C

馬連 BOX 1、、5、6、13
ワイド BOX 1、、5、13
3連複 BOX 1、、5、13
渡月橋S 結果
1着2番タイムトゥチェンジ
2着10番エイシンシャイアン
3着9番グロリアスサンデー
タイムトゥチェンジが11番人気だったが3連複で8700円しかつかなかったからまぁいいとしよう。ワイド的中も220円でなんじゃこりゃの世界(--;。サダムブルースカイ5着、ホウライウォニング12着、ダイワバウンドリー13着。


渡利特別 結果
1着3番ローレルアンジュ
2着13番マイネルガーランド
3着6番ワンダーハーブ
大庭和弥様こそ来なかったが、3連複まで全てGETS!自分では印の薄いほうからだが、それぞれ8、10、4番人気で馬連31370円、ワイド7740、2540、3060円、3連複83370円(今年的中の最高配当記録)。今後の参考のためにこれらの馬を選んだ理由を書いておこう(^^;。ローレルアンジュはパラダイスクリーク×アリダーという好みの血統。マイネルガーランドは今年勢いのある3歳馬の中で神戸新聞杯10着から斤量3キロの減。ワンダーハーブは土曜日調子のよかったエルハーブ産駒で母父アンバーシャダイ。まぁ言ってみれば以前の俺流の予想ということだったのね(^^;。ちなみに大庭和弥様ということで文句無く選んだオレンジパワーは7着、天皇賞欄で今年調子が悪いと書いたBT産駒のフサイチストラトスは4着。