2003/12/7 阪神ジュベナイルフィリーズ
いよいよ12月となり、有馬まで秒読みの段階である。ネオユニヴァースが回避する可能性が高いので藤沢和厩舎の2頭に注目が集まることになるだろう。毎年有馬は悔しい思いをしているのでそこまで資金が貯まるようにしっかり当てていきたいものである。 阪神JFは来年の桜花賞と同じ舞台と距離ということから注目すべきレースだが、経験と血統をよく見て見極めていきたい。去年の勝ち馬はピースオブワールド。往々にしてこの時期に勝てる馬は来年の成長はあまりないものである。ましてや今年は混戦。人キウスの成長力も視野に入れれば、荒れも十分に考えられる。 今週から3場すべてで開幕週の馬場がスタートした。中山・阪神はやはり差しがよく決まっているし、ちょっと降った雨もそれほど影響していないようだ。このマイルはペースも上がり意外にスタミナも要求される。逃げ馬に待ち受ける最後の坂と、差し馬が残す未知の脚の切れがどんなドラマを見せるのか。 1ヤマニンアラバスタ フォルティノ系のインブリードということでスタミナはありそうだ。どちらかと言えばオークスタイプだと思う。松幹ということで警戒は必要だが、最後の武器はないように思う反面、展開がハマったときにはヤバいかも。 2グランプリオーロラ ウォーニング産駒とあってはいかに母父SSだろうと推しにくい。位置取りに苦しんだ小倉2歳Sの惨敗も納得いかないし、この多頭数ではどうかと思う。 3マチカネエンジイロ 去年のピースオブワールドもSS産駒だったし、この馬も武豊ということも相まって注目なのだが、母父ウッドマンがやはりどうしても気になる。馬体重もおそらく一番少ないであろうし、使われて上積みがあるタイプのようにも見えないのだが。 4スイープトウショウ 最終的にエンドスウィープ産駒でマイルがどうかというところに視点があるように思う。母父ダンシングブレーヴで気性面も問題を抱えていそうだし、出遅れも気になる。ファンタジーSのような豪快な脚が決まればもちろん快勝もあり得るが、開幕週で前が止まらなければ届かず4着なんてこともあるか。 5ラブリープリンセス これもエンドスウィープ産駒。前に行く展開になるだろうが、重賞級でエンドスウィープ産駒が前で最後まで持ったというのを見ることは少ないように思う。やはり適性なのだろうか。調子のいい幸だけにもったいない気もするが。 6エイシンヘーベ 重馬場だったらこの馬なのかなと思っていたが、どうやら出番はなさそうだ。エイシンワシントン産駒だが、オジジアンの孫ってあまり活躍を見ない。馬体もちょっと淋しいかも。これ以上減っていたらノータイムで切りか。 7フィーユドゥレーヴ 前売りの段階では2番人気だが、前走ファンタジーSが休養明けだったことを考えるとここでの逆転はあるかもしれないという評価なのだろう。確かにSS×リアルシャダイでスタミナももちろんありそうだし、調教もよく動いたということだ。 8エンジェルクルー フジキセキ×マキャベリアンでマイルならと考えたが、函館でフィーユドゥレーヴに惨敗しており、いくら本田でもちょっと厳しいかなという印象。また馬体重が増えているようなら成長力を買っておさえるかもしれないが。 9マルターズヒート オールドトリステと言えばエーピーインディ産駒の種牡馬で若くして死亡してしまった大逃げを打つことで有名な純アメリカ産の馬。前走は鋭い末脚を見せて3着だったが、距離的にはマイルはもってこいだし、アンカツで位置取りが前ならば3着までの可能性は十分にあると思う。 10ダンツアイリッシュ BT×ブレヴェストローマン。おそらく前に行くと思うが、BTのスタミナはまだ開花せずといったといった感じがある。ただ、京王杯は入れ込みがキツかったということで、折り合いがつくならコワイ存在かもしれない。池添だし。ただ、山内厩舎はフィーユドゥレーヴがメインだと思うのでそこをどう扱うか。 11クリスタルヴィオレ 赤松賞の3着でマイル適性はありそうだ。ただ、父スキップアウェイの血統は底力こそあるものの”雑草”というイメージが強い。どこまで通じるかは見物である。 12ディアチャンス 藤田が手綱をとっていたら注目したのだが、遜色ないファロンでコワイ存在となった。血統はタイキシャトル×マルゼンスキーで中程度までなら距離もこなせそう。問題は位置取りで、おそらく前は流れが速くそこに2番手集団が集中するかたちとなるだろうから厳しいことに変わりないが、ファロンの腕に期待。 13アズマサンダース 1800を使っているというのは心強いが、メンバー中最も間隔が空いたというのをどう捉えるか。2歳牝馬ならばここに照準を絞る以上しっかり使ってほしかったというのが素直な感想。 14マコトキンギン ブリガドーンの全妹となる血統だが、ならば切れるのではないか。ちょっとG1級ではないように思う。前走武豊をもってしても4着。スミヨンでは少し日本の競馬だと役不足かも。 15コンコルディア 善臣だから買いたくないと言わないでしっかり見るとフジキセキ×アンバーシャダイ。その割には短いところで使われていたのが腑に落ちないが、短距離で切れる脚がないところを見るともっと長いところ向きなのかも。と言っても1800程度だろうが。 16ヤマニンシュクル 素質は買っていたが札幌以来ということで割引が必要か。本当ならば推してもいいところなのだが、めっきり調子落ちの四位と、アズマサンダースに負けているという点から悲しくも切り。トウカイテイオー×ニジンスキーで血統的には好み。 17ヤマニンアルシオン ヤマニンは3頭出しだが、その中では一番落ちると言えるかも。ましてや経験も少なく、SS×ダンチヒの血統が生きてくるのはもう少し本格化してからだろう。 18ロイヤルセランガー 大外枠になってしまったが、福永ってそれが弱いんだよなあ。すっと中に入っていい位置取りができればいいのだが、やっぱりスイープトウショウには勝てないような気がする。マイルを使っていないというのも大きくマイナスでどうしても評価は下がる。 △1ヤマニンアラバスタ ◎7フィーユドゥレーヴ ○9マルターズヒート ▲10ダンツアイリッシュ △12ディアチャンス 自信度C 押さえ馬券でスイープトウショウとロイヤルセランガーの馬連(^^;。 馬連 4−18 馬連 BOX 1、7、9、10、12 ワイド BOX 1、7、9、10、12 3連複 BOX 1、7、9、10、12 |
結果 1着16番ヤマニンシュクル 2着17番ヤマニンアルシオン 3着15番コンコルディア この荒れは想像がつかなかった。3連複376760円。絶対に買えない。それにしてもヤマニンシュクルの末脚は見事で、それまで不調のどん底にいた四位を救った勝利となった。追い込み届かずロイヤルセランガー4着、スイープトウショウ5着、ヤマニンアラバスタ7着、フィーユドゥレーヴ12着、マルターズヒート出遅れて10着、ダンツアイリッシュも同様に13着、ディアチャンスはシンガリの18着だった。 |
2003/12/7 その他
先週と同様に馬名だけのちょい予想。でもレース数はかなり多いっす。買い目はすべてBOX、自信度はCですが、金額はちょいとずつ変えるかもしれまへん(^^;。 中山10R ○3タイキジリオン △5トーホウメドゥーサ ◎10カイトヒルウインド ▲13ファイトアフリート △14ジャズアップ 中山11R △1シルクサンライズ ◎7タイムウィルテル ○9マイネアイル △11ノブレスオブリッジ ▲13シアリアスバイオ 中京10R ◎7ウイングランツ ○10セイウンカラク ▲12ルナティックラヴ ▲13ダイタクアルビン △17ミヤビフェラーリ 中京11R ○4アグネスブレイブ △6リワードゲイン △7ニシノハナグルマ ▲8スナークレイアース ◎10ホーマンベルウィン 阪神10R ◎1スパルタクス △3マルブツカイウン ▲4トリリオンカット ○10ウインジーニアス ▲11マヤノモーリス 阪神12R △4サンレイフレール △7ナイトフライヤー ▲5カイシュウコマンダ ◎11トリプレックス ○14ダブルネーム WSJSがやっぱり面白い(^^)人気の割れる割れること・・・。 |
中山10R 結果 ○3タイキジリオン・・・6着 △5トーホウメドゥーサ・・・3着 ◎10カイトヒルウインド・・・5着 ▲13ファイトアフリート・・・7着 △14ジャズアップ・・・4着 中山11R 結果 △1シルクサンライズ・・・4着 ◎7タイムウィルテル・・・2着 ○9マイネアイル・・・3着 △11ノブレスオブリッジ・・・8着 ▲13シアリアスバイオ・・・12着 ワイド 7−9 1020円 中京10R 結果 ◎7ウイングランツ・・・7着 ○10セイウンカラク・・・12着 ▲12ルナティックラヴ・・・17着 ▲13ダイタクアルビン・・・8着 △17ミヤビフェラーリ・・・10着 中京11R 結果 ○4アグネスブレイブ・・・5着 △6リワードゲイン・・・9着 △7ニシノハナグルマ・・・6着 ▲8スナークレイアース・・・7着 ◎10ホーマンベルウィン・・・1着 阪神10R 結果 ◎1スパルタクス・・・3着 △3マルブツカイウン・・・7着 ▲4トリリオンカット・・・4着 ○10ウインジーニアス・・・9着 ▲11マヤノモーリス・・・1着 ワイド 1−11 730円 阪神12R 結果 △4サンレイフレール・・・2着 △7ナイトフライヤー・・・5着 ▲5カイシュウコマンダ・・・11着 ◎11トリプレックス・・・6着 ○14ダブルネーム・・・3着 ワイド 4−14 660円 ボロボロでした(・ω・) |