特別企画誰でも取れる?3連複!

新馬券が発売されてから一ヶ月が過ぎましたが、
みなさんはどんなネライで買っているのでしょうか。
ずっと話題になっている高配当の3連複もその一つです。
しかし、いろいろと考えてもなかなか当たるモノではありません。
そこでJRAの払戻資料をもとに、どうやったら取れるのかを考えてみました。

※個人的な考察であり、いかなる損失につきましても当方はいっさい責任を負いませんのであしからず。

人気馬から狙ってみる 確かに3連複は高配当が魅力です。
50万馬券なんて出たら1000円買ってると500万円です。
でもそれは人気薄が来たときのこと。そうそうあるものではありません。
組み合わせ上、フルゲート18頭立てなんてことになったら816通りもあるのです(計算合ってる?)。適当1点勝負なら当たる確率は0.12%で、雲をつかむようなものですね。ちなみに、17頭立てと18頭立てでは組み合わせ数が136通りも違うことになります(計算合ってる?)。
これではいくらお金があっても足りません。全部張ったら購入だけで万馬券払いです(笑)。
そこで、予想どうのこうのではなく、「一番当たりやすい馬券の買い方」と「その収支」を求めてみることにしました。
資料を見ていて気づいたのが「人気馬が来る確率」です。最近のレースはけっこう荒れていて人気通りに決まることはあまりありません。ところが、全レースを見てみると、1番人気と2番人気がワイド圏内に来たカタイレースがけっこうあることに気づきました。これはもちろん競馬人気からの情報量によるものなのでしょう。しかしながら、もう1頭はというと、これがすんなり3番人気ではないのです。ここが目の付け所です。考えたのは、その名も「数撃ち鉄砲大作戦」です(笑)。つまり、1番人気と2番人気を軸にして残りに総流しをするのです。1レースに限ってみれば当たる確率は低いのですが、長い目で見るとこれはけっこうおいしいのではと思って統計をとってみることにしました。
収支はプラスになるか 全国的に発売が始まった7月13日のレースから8月11日ぶんまでの障害レースを除く全レースの統計をまとめました。結果は次のとおりです。

全 348R中
的中  118R
的中率 33.9%
回収率 81.7%
平均配当 2882円
万馬券数 5回
最高配当 41660円(8/10小倉2R)


1番人気と2番人気の決着で馬連が一ケタ配当でも3着に人気薄が入っただけで万馬券になったりします。何よりも資本がなければできないことですし、それに全レースという条件付きですが、カタイ馬連を狙うよりはこっちのほうが面白いかもしれません。この348レースでは全てに100円ずつ買って76220円の負けということになります。当てる楽しみか勝つ楽しみかを選ばなければなりません。もちろん、1番人気2番人気から流した3連複が1日で1つも当たらないという日もあります。100円ずつならば1回の万馬券で返せそうな金額なのですから、複勝転がしよりはもしかするとリスクが少ないかもしれませんね。

せっかく考えた3連複必勝法がムダにならないように、もうひとつのとっておきを集計してみました。それは、1番人気3番人気からの総流しです。

全 348R中
的中  88R
的中率 25.3%
回収率 117.0%
平均配当 5534円
万馬券数 10回
最高配当 70880円(7/13小倉3R)


なんとこれは驚きです。100円ずつ購入したとして約一ヶ月で70700円のプラスになりました。リスクを顧みず1000円ずつの投資をすれば707000円のプラスになるのです。まぁそんなことをする人はいないでしょうけど(投資額は4163000円!)、これはなかなかすごいことではないですか?的中率も思ったより高く、ビックリです。
しかししかし、・・・競馬を観戦してて1番の楽しみであるドキドキもへったくれもないのですが(笑)。

ちなみに、この1番人気2番人気流しと1番人気3番人気流しを併せて買うと、回収率は99.3%になります。楽しく遊べますね。
傾向と対策 結果的にこの「1番人気2番人気総流し作戦」は失敗でした。確かに当たりにくい3連複で34%も当てられるというのはすごいことかもしれませんが、どうしても配当が安くなってしまいます。みんな3連複の買い方を分かってきたのかもしれませんね。
しかし、ついでにやってみた1番人気3番人気からの総流しでは117%という驚異的な回収率を示しています。この後の買い方次第ではこういったおいしい配当が生まれなくなる可能性もあり、収支はどっちに転ぶのかわかりません。ただ、今のところ言えるのは、夢のような配当を後目に見ながらコツコツと稼ぐしかないということなのでしょうかね。

やはりというか、しっかり予想したほうが競馬は面白いというのは言うまでもないことなのですけど。