2003/4/27 フローラS

いよいよ東京競馬場がリニューアルオープン。やっぱり直線が長い。下手なジョッキーと小回り向きの馬は到底勝てないだろう。フローラSはけっこう毎年荒れている。オークストライアルなのにこの勝ち馬がオークスではあまり活躍もしないという印象があるが、今年はどうだろうか。なんとなく役者不足と言えそうな雰囲気。特にあまりレース経験のない馬の中1週での輸送は厳しいのではないかと思われ、しっかりした理由であのジョッキーが切れる。

1マコトマンリョウ
経験も少ないし時計も平凡。特筆すべきこともない。あー、左海は去年のフローラS勝ちJか。あまり関係ないか。

2アサギヌ
前走がもうちょっとまともな競馬だったら考えただろうが、いくら梶でもこれは買えないか。血統は母父にデヴィルズバッグが入っているのでけっこういいかも。父父はカーリアンだし。

3ジョウノカトリーヌ
デムーロが勝たせたデビュー戦なだけに結局評価できず。うーん、横典でもムリそう。

4ウインドヴェイン
G2までならエリシオもありそうと思うのだが、母父がウッドマンで消しの材料になるだろう。間違ってもオークス向きではない。

5シロキタガデス
んー、サニーブライアン産駒かぁ。一発があってもおかしくはないのだが、力が一つ足りないように感じる。小野次郎で3着があるかもしれないからおさえとこう。

6レイナワルツ
桜花賞で惨敗の後、どう考えてもあり得ないオークスを狙っているのだろうか。それは福永も降りるっちゅーねん。ミスプロの3×3で2000はまずムリ。

7ローレルアイ
もしかすると、と思っているうちに芽も出ず終わりそうな感じ。鹿戸が乗るということは何か最後っ屁を期待してのことなのだろうか。

8ユキノスイトピー
桜花賞組ではないが同じ日の忘れな草賞でマイネサマンサの4着。桜花賞のハイペースに巻き込まれなかった分、余力は残っているかもしれない。前走2000を経験している馬の中では時計が最もよく、このメンバーならば十分勝てるチャンスはある。

9ベルモントパティ
ダート1200しか経験がないが、BT産駒なので距離はむしろ長いほうがいいのかも。母父ウッドマンで限界は2000ってとこか。

10トーセンリリー
ホントのところ実力がどうなのか分からないが、かえって未知の魅力がある。距離はアンバーシャダイ産駒だから問題ないだろうが、東京で早めに先頭に立ってしまうと前走のように差されてしまうかも。んー、差されまくりか?

11シンコールビー
サクラローレル産駒なのだが、馬体に迫力を感じないので2戦級の馬なのだろう。叩き3戦目で前走のように哲三が乗るなら買ってもよかったが。

12バトルエンプレス
東京にもっぱら強いトニービン産駒。と言いたいところだが、前走いくら不良馬場だったとは言え2分7秒台ではちょっと推せない。こういう馬は江田照が上手そうなんだけど。

13センターアンジェロ
蛯名だったら買うんだけどね。前述のように桜花賞組は切りたい。オペラハウス産駒だからこの距離はお手の物なんだろうけど、とんでもなくハイペースにでもならない限り厳しいかな。

14ツキノミコト
シルヴァーホーク産駒の種牡馬ホークスターが父となるが、さすがに前走までの状態を見ると厳しいか。馬体重が増えていれば何かあってもおかしくはないが。

15テイエムトキメキ
BT×タマモクロスというオークスネライの配合ですな。ただ、体重の増加があまりないのでもう成長は終わったのかも。だとすれば今回は用がない。

16セイレーンズソング
水仙賞は「おおっ」と思ったのだが前走フラワーCはそれほどでもなかった。トーセンリリーにも負けているし。そう考えるとやっぱりSS×NTで過信は禁物ということなのだろうか。まぁ3歳の夏までというところだろう。今回は買うけど、今後はもう買わないです。

17ミルフィオリ
強いだろう。1番人気だろう。非常に良血で前走も申し分ない。しかしながら中1週で輸送という強行日程であるし、前走が−10キロで勝ったというのも気にくわない。何よりもコーシローの追い方では最後の直線でバテると思うのだが。

18タイムウィルテル
吉田豊だからあまり買いたくないのだが、新潟と同じようなコース特性の東京ということを考えればこの馬は外せない。BT×サドラーズウェルズでオークスまでは対応できるはず。去年からずっと推している。

×5シロキタガデス
◎8ユキノスイトピー
△10トーセンリリー
▲16セイレーンズソング
○18タイムウィルテル

自信度C
そうは言ったものの、やっぱりミルフィオリは魅力がある。逃げで枠連押さえておくか(笑)。

枠連 8−8
馬連 BOX 5、8、10、16、18
ワイド BOX 5、8、10、16、18
3連複 BOX 5、8、10、16、18
結果
1着11番シンコールビー
2着18番タイムウィルテル
3着13番センターアンジェロ
まさかこんなに荒れるとは・・・。馬連でも81720円、3連複は274660円だった。昔だったらサクラローレル産駒というだけで買ってただろうなぁ。悔やまれる。シロキタガデスは大健闘の4着、セイレーンズソング6着、ユキノスイトピー7着、トーセンリリー15着だった。東京の予想の仕方を根本的に変えなければならない。

2003/4/27 その他

★京都 アンタレスS
このレースはケンでもいいくらいなのだが、あえて穴ねらいで・・・。

1スマートボーイ
ゴールドアリュールのいる今回はさすがに逃げ切りはないだろう。

2ディーエスサンダー
もしかすると道悪専門か?雨は残っていないのではなかったかな。

3タニノゴードン
どうも1800はあまり使われないのだが、マックイーン産駒だからスタミナはありそうだ。ただ、今回はハナには立てないだろうし、先行でも厳しいと思う。幸の仕掛けどころがカギか。

4イーグルカフェ
ミスプロ系でただでさえスタミナが厳しいのに59キロ。これはさすがに勝春ではムリだろう。

5アグネスブレイブ
マーチSの惨敗から体調が戻っているかどうかだが、それでもこのメンバーでは厳しいだろう。

6サンエムノヴァ
前走で底が見えたので勝ちはないだろうが、3着までならということで推し。心情的には圧勝を期待したいのだが・・・。

7トーホウダイオー
どうやらピークは過ぎたようだ。昨年の同レースは惨敗もいいところ。叩き3戦目で結果が出なければ引退かな。

8ミスイロンデル
未だ狙う距離を絞り切れていないようだ。パワー不足でダートには向かないだろう。

9ゴールドアリュール
ダントツの1番人気だがすんなり勝ってしまうとおもしろくもなんともないので切ります。えぇ、確実に3着以内に入ると思いますよ。でも切ります(涙)。屁理屈をつけると、いつも手前を替えないで走りきるのよね。それで59キロは厳しいのではないかと。

10ゲイリーエクシード
長期休養明けなので推せない。叩き3戦目あたりがネライ頃か。

11タイムパラドックス
アンカツがどんな乗り方をするか興味があるが、強烈な脚では一番の魅力を感じる。13戦6勝という勝負強さもいいではないか。先行軍団が潰れるようであればまとめて差し切る可能性大。

12サンライズキング
前走でやっと2着地獄から脱出し、これからいよいよ勝ちを重ねるかと言いたいところだが、時計的にはそれほど特筆することもなく、3着までが限界か。藤田が何かやってくれたら嬉しい。

13ワンモアマイライン
前走は見事に穴を演出したが、やっぱりペース次第。今回は先行が激しくやり合うことが予想されるので出番はあると見た。スタミナならばやっぱりこの馬だろう。

14トーセンダンディ
ここで芝ではなくダートを使うということは叩き以外の何物でもない。いくら四位でも調整のためのレースならば勝ち負けまではムリ。

15ジョウノブラボー
さすがにメンバーを見ると負けてきた連中ばかりなので、年齢的な点を見ても逆転はあり得ない。

16ツルマルファイター
叩いて変わっていればというところだが、なんせフォーティナイナー産駒でこの距離は厳しいだろう。

▲3タニノゴードン
▲6サンエムノヴァ
◎11タイムパラドックス
△12サンライズキング
○13ワンモアマイライン

自信度C

馬連 BOX 3、6、11、12、13
ワイド BOX 3、6、11、12、13
3連複 BOX 3、6、11、12、13

★福島 カブトヤマ記念
勝負レースです。

1カナハラドラゴン
若潮賞、白富士Sの時計、末ともに優秀だったので前走は見なかったことにしよう。小回りも大丈夫そうだ。

2ナリタダイドウ
小回りコースは相性が悪いようだ。福島では推せない。

3パラダイスシチー
明らかに格下でしかも初芝。ここではお客様だろう。

4エーティーダイオー
調子が上がってきて今が狙い目だと思う。斤量が減っているのも魅力。

5ブルーリッジリバー
どうも終わったっぽい。SS×NTは超早熟の証。

7ストロングブラッド
小倉での負けを見ると小回り芝はダメなのかなという印象。

8カンファーベスト
3連勝での重賞制覇を狙う。福島では強い。ただ、人気の江田照というジンクスが・・・。

9テンエイウイング
前走は大変おいしくいただきました。大庭和弥様の初重賞制覇が今まさに歴史に刻まれようとしております。なんと言っても福島との相性のよさが一番。初めて背負う54キロだが体も一回り大きくなっており期待できる。

10マティーニ
さすがにもう勝てないと思われる。

11イシヤクロマン
格上挑戦となるが前走は差し返しての1着と味のある勝ち方で妙味はあるか。荒れるとすればこの馬なのかもしれない。

12マイネルブラウ
前走57キロでも惨敗なのに今回は58キロ。いくら小回り巧者でも勝つのは厳しいのではないだろうか。重賞経験は一番豊富なのだが。

13タケハナオペラ
どこからでも使える脚が魅力。連勝中で勢いがありそう。サッカーボーイ×ナグルスキーで馬体重以上のパワーがありそうだ。

14バンブーマリアッチ
小回りコースが得意なのだが、ちょっと推せない。

▲1カナハラドラゴン
▲4エーティーダイオー
○8カンファーベスト
◎9テンエイウイング
△13タケハナオペラ

馬連 BOX 1、4、8、9、13
ワイド BOX 、4、8、9、13
3連複 BOX 1、4、8、9、13
アンタレスS 結果
1着9番ゴールドアリュール
2着4番イーグルカフェ
3着2番ディーエスサンダー
それでもこんなに荒れるんなら買っておけのパターン。どうしてディーエスサンダーがこんな人気薄なんだ?タニノゴードン4着、タイムパラドックス5着、サンエムノヴァ8着、サンライズキング11着、ワンモアマイライン12着だった。

カブトヤマ記念 結果
1着7番ストロングブラッド
2着13番タケハナオペラ
3着1番カナハラドラゴン
かろうじてワイド的中830円だった。二本柳の重賞初制覇だったのね、このレース。うーん。失敗ですね。カンファーベスト5着、エーティーダイオー6着、テンエイウイング11着だった。