2002/9/15 セントライト記念

今週は激忙で追い切りその他まったく見ていない。少しでもデータ量を増やして考察したいのだが、あとは得意のカンしかないか(得意じゃないって(^^;)。

1リキボクサー
見事な復活を遂げたところで前走同じ新潟好タイムをマークして1着になっている。ジェニュインはSS系の中では割と距離が伸びても平気なほうで、ここも押さえる価値はあると思う。地味だが堅実な鞍上小野もいい。

2オモシロイ
これもジェニュイン産駒だしリキボクサーに勝っているのだが、新潟の経験がないのと、前走からの間隔が空いていることで消したいと思う。

3アイアドベンチャー
父ミスターシービーは安定感はないがBMS実績が高いことから考えるに潜在的な力はもっていると推測できる。実際東京2300の時計ではオモシロイよりも上だし、距離適性もありそう。

4ウインデュエル
岡部騎乗でどれくらいの人気を集めるのか分からないが、遅咲きの魅力は十分にある。気がかりはSS×ノーザンテーストの血統から2200が長いのではないかという点。まだ3戦目でレースの感覚がつかみきれていないかもというところがコワイ。本賞金は一番少ない。

5コスモレジスタ
前走、前々走と成績は振るわないが時計、末足ともそれなりである。未経験の距離だがサッカーボーイ産駒だから何の心配も要らない。むしろ人気薄の江田照なら押さえておきたい。

6オペラボーイ
母父ターゴワイスも長距離に入る部類の馬。前々走は2200で34秒6、前走は2000で32秒9の末足を披露している。距離的にはかなり余裕のありそうな感じはするのだが、小林淳がなぁ・・・。

7カンファーベスト
父アンバーシャダイはノーザンテースト産駒だけあって2000までという感じがする。芝に変わってからいい時計を出しているし郷原のお手馬で相性もいいようだ。しかしながら距離適性に疑問で切らざるをえない。

8バンブーユベントス
久しぶりのレースだが、この馬にとっては成長途上だった春よりも確実に良化しているはずで、ダービー惨敗の人気落ちがあれば嬉しい。ずっと推してきている馬だけに、菊花賞までいってもらいたいものだ。距離は伸びれば伸びるほどいいはず。

9アドマイヤマックス
2歳東スポ杯のチャンプだが、例によってSS×ノーザンテースト。痛い目にあっている血統だけにどうも推しがたい。後藤も勝ち切れていないし、そろそろという感じはしないでもないのだが、基本的に2歳チャンプは3歳で勝てないと思っているので消し。逃げ、先行ならば可能性はあるかもしれないが。

10アクトナチュラリー
これもSS×ノーザンテースト。2400を勝っているが時計はかなりかかっているほう。蛯名が騎乗するということはこの夏にかなりの成長があったという期待の表れなのだろうか。不気味だがそれほどの末足を持っているわけでもなく、17頭立てでは位置取りがすべてだろうと思われる。

11ヤマノブリザード
相手が強くなるとダメらしい。善臣だがあまり期待はできないと思う。もともとタイキブリザード産駒は2000までだと思うのだが。

12バランスオブゲーム
それなりにどんな距離でも平均以上の時計は出すが、決定力に欠けるところがある。好きな血統だし好調勝春だし切る要因もあまりないのだが、要はペースを自分で作れるかどうかという点で、答えはノー。

13ダイワフロリダ
ラムタラ×ミスプロだが、格下という感は否めない。お客様扱いでいいだろう。

14カッツミー
福島の1800で猛烈な追い込みで勝ったということは新潟の直線では通用しないということにはならないだろうか。距離初体験だが、サッカーボーイ産駒だからいいとして、それよりも新潟初体験というほうがコワイ。東京コースでは4着だったではないか。

15タイムレスワールド
魅力的な血統だからずっと推してきたのだが、ここ3走見事に期待を裏切ってくれて憎たらしいったらありゃしない。今回は大西だし、切ってもいいだろう。

16マイネルアムンゼン
父ペンタイアは距離万能という感じがする。確実に良化していた春の最後、プリンシパルSで惨敗してから4ヶ月ぶりの出走。ノーザンD系×ノーザンT系で夏を過ぎて化けている可能性は大いにあるな。

17ハネダレンジャー
たぶんダートの馬だと思う。距離もかなり疑問。

▲1リキボクサー
△3アイアドベンチャー
○5コスモレジスタ
◎8バンブーユベントス
×16マイネルアムンゼン

自信度C

複勝 16
馬連 流し 8−1、3、5
馬連 1−5、3−5
ワイド BOX 1、3、5、8
結果
1着12番バランスオブゲーム
2着9番アドマイヤマックス
3着16番マイネルアムンゼン
切ったところでの決着となった。まぁこれも予想はしていたが、やっぱり勝春なんだねぇ。マイネルアムンゼンが絡むのならばワイドでもおもしろかったかもしれない。複勝は970円。リキボクサー11着、アイアドベンチャー13着、コスモレジスタ16着、バンブーユベントス12着だった。

2002/9/15 ローズS

こちらは牝馬の戦い。セントライト記念よりはおもしろそう。

1メジロベネット
上がり馬のように見えるがたまたま相手に恵まれただけではないだろうか。時計も特筆すべきほどのものではない。

2トリプレックス
来そうな気がする。血統から見ても好きなタイプの馬なのだ。でもどうして今まで推さなかったのかというと、やっぱりコーシローだからなのだ。非常に迷う。馬券をとるかプライドをとるか・・・(笑)。

3マイネミモーゼ
距離は自在なはず。春の段階で未成熟さを感じさせたが、女は一夏過ぎれば変わる(笑)。来たら「一夏の経験」だったのだと思いたい。

4ニシオノーブル
レベルの高かったマーメイドSでは10着。相手が強くなったりするともうダメという感じがする。

5バハムート
地方馬だが8戦7勝、連対率100%である。父グリーンマウントはギリギリ2000まではオーケー。あとは初の芝をどうするかだが、未知の力にただならぬ魅力を感じる。

6ファインモーション
デビュー戦が阪神で末足34秒0を披露。その後8ヶ月ぶりのレースで見事復活、連勝を記録した。特に前走2600は強い競馬で大楽勝。デインヒル産駒の最近の好調ぶりを見せつけた。母父トロイのBMS実績は中〜長距離。2000程度なら軽すぎるだろう。秋華賞まで突っ走るのか見物である。

7ツルマルグラマー
まったく通用しないと思う。穴をあけることも考えにくい。

8ユウキャラット
池添がアローキャリーでなくこっちを選んだということは明らかに力上位ということ。勢力図を見ても四位が乗ったアローキャリーは切れるはず。血統からして2000は厳しいのだが、2400のオークスで3着だったことを考えると来てもおかしくないのかなと思う。

9シュテルンプレスト
ダートで勝ちをあげてきているが、以前は芝でボロボロだった。何か変わり身があったのかちょっと注目してみたい。大穴で狙ってもいいかな。ケガ以来不調の飯田も期するものがないだろうか。

10トシザダンサー
調子が落ちての休養という点がどこまで回復しているかを見るにはやっぱり調教とパドックなのだろうが、そういった資料はなく、今の時点では血統が魅力的だということしか言えない。福永が3着以内に来ることは実はけっこう多い。

11カネトシディザイア
桜花賞での追い込みが届かなかった理由はフジキセキ産駒ということに他ならない。目を見張る末足も1600までだろう。

12タムロチェリー
和田じゃん。だから2歳チャンプは来ないんだってば。はつきり言ってペリエの力オンリーだったでしょ。

13サクラヴィクトリア
変わり身があるとすればここか。距離面での目は出ていないが、オッズ次第ではかなりおもしろいかもしれない。難があるとすれば哲三ということだけ。トニービン産駒、母父ユタカオーということを信じたい。2000はあまりにもバッチリ。

14ビーポジティブ
前走は連闘ながら8馬身差の大勝利。しかしながらそれもダートでのこと。デビューから3戦は芝だったのだから陣営は芝に向いていると思ったのかもしれないが、末足伸びず平凡な時計で勝ちきれなかった。身体ができあがったこのレースでの走りに注目したい。何よりもトゥザヴィクトリーの全妹。走らないわけがない。

15アローキャリー
桜花賞馬なのに1番人気になれない予感。さきほどの理由で消してもいいかもしれない。ここで来たとしても秋華賞は切るぞ。

16ブルーリッジリバー
前走クイーンS、例の「飛んでくる末足」が見られず9着惨敗。陣営の話では60%の出来だったらしく、ここでは負けられないはずでみっちり仕上げているのではないだろうか。大外枠も好条件だろう。フジキセキ産駒は1600までなのだが、追い込み馬であれば後ろで足を溜めながら最後に爆発させられるという利点があるし。秋山がちょっと心配のタネ。

自信度A

◎6ファインモーション
△8ユウキャラット
▲13サクラヴィクトリア
▲14ビーポジティブ
○16ブルーリッジリバー

複勝 5、9、10
馬連 6−13、6−14、6−16、13−16、14−16
ワイド 6−8、8−16、13−14、6−16、6−13
結果
1着6番ファインモーション
2着13番サクラヴィクトリア
3着10番トシザダンサー
強い。強すぎる。これは秋華賞も1番人気確実だな。紫苑Sのオースミコスモなんて格が違うはず。G1を楽に勝ってしまうんじゃないだろうか。クロフネの再来なんて言われているが、ほとんどムチが入ってないから潜在的な能力はもっとあるのではないか。いっぱいに追ったら1分57秒台くらいだったかな。ユウキャラット10着、ビーポジティブ15着、ブルーリッジリバー6着。ビーポジティブはスタート直後に中館がムチを入れたのが敗因だろう。トゥザビクトリーの奇襲”逃げ”を再現したかったのだろうか。複勝320円、馬連700円、ワイド330円だった。