2002/9/22 オールカマー

土曜日の札幌メインレースで万馬券(15020円)的中!ここに上げたレースは的中するものの配当が低くて結局収支がマイナスだったのが最近の悩みだったが、これでちったぁ回復。
さあ、いよいよ来週からG1が始まる。春のような荒れはないと予想されるが、新潟ということもあって小波乱はあってもおかしくないかな。馬場状態も影響しそうなので、今週のレースはちょっと占いにはなるかもしれない。

1ハッピールック
話題のエスピノーザ騎乗。前走日経OPは推して3着。トニービン×カーリアンでステイヤー素質があるはず。2200というのは微妙なところだが、去年のペリエの例を考えるとどうにも不気味な存在。

2シアトルリーダー
夏の上がり馬という感じがするが、時計は平凡。最近2600を走っているが、2200なら短いのかというとビワハヤヒデは中距離だし、母父アスワンも1800あたりに実績がある。ということは、おそらく陣営の考えとは別にこのエントリーはスタミナ切れの危険もありか。

3ホットシークレット
このメンバーならというところもあるかもしれないが海外遠征以来どうもピリっとこない。トップハンデだし、切る。

4アグネススペシャル
新潟記念は蛯名で2着。ダントツの1番人気だっただけに、ここの勝春で今度こそはという思いがあるのかもしれず。くどいようだが、SSの距離適性は本来マイル中心だから2200は長めなのだ。過剰な期待はイカン。

5トシザブイ
目黒記念を勝って以来4ヶ月ぶりの出走だが、ステイヤーのこの馬に対して2200は短いし、この馬の場合、溜めた末足もそれほど魅力的ではなく、切れる要素。

6ロサード
後藤が絶好調なだけに非常にコワイ。強烈な末足を生かすのだったら新潟はいかにも相性がよさそうだが、実は3歳の時に1度走っただけ。その時は新潟3歳S(旧)で1着になっているが距離は1400。SS産駒がマイラーということを示す顕著な例がこの馬で、2000m以上は15レース経験しているが、1着1回、2着なし、着外7回とこれだけの馬にしてはあまりにもお粗末な成績。ここは切れるだろう。

7オースミブライト
前にも書いたが血統は非常に魅力的で距離もまぁまぁで馬券的にオイシイのだが、トツプハンデ58キロと常石という弱さで推せるまでには至らず。

8サイレントセイバー
7歳で郷原で57キロでSS産駒で、推せる材料がない。

9アメリカンボス
んー、クサイぞ江田照。前走新潟記念で何かつかんだような気がしないでもない。歳、58キロと消せる材料が揃っているが、距離的な面でペースが乱れるとこの馬の出番なのかもしれない。どうしようか。

10ビッグゴールド
最近人気が落ちてきている。適性からして一番ありそうなところなのになぁ。宝来が勝つのは考えにくいが2着までなら可能性は大いにある。キライな馬なのだが、当たり馬券のためだ。しょうがない。

11ロードフォレスター
どうにもムラがあるのが気になるが前走新潟記念の末足は33秒7で4角14着から一気に6着まできている。父チャーンウッドフォレストも母父キングオブクラブスも2000から2200に一番実績があるし、坂井の渋さを信じてみたい。

12ゴーステディ
日本海Sは逃げ切りの1着。2000で1分57秒3はものすごい。金杯から推してきている馬なのだ。好調を持続しているならばここも押さえなければなるまい。新馬から2000を選択されていたこともあり、ステイヤー資質を見込まれていたのだろう。

13エアスマップ
ファインモーションと同じデインヒル産駒なのだが、もう終わりの馬と書いたように無条件で消し。

▲1ハッピールック
×9アメリカンボス
△10ビッグゴールド
◎11ロードフォレスター
○12ゴーステディ

自信度B

複勝 9
馬連 1−11、10−11、11−12、1−10、1−12、10−12
ワイド 1−9、9−10、10−11、9−11、9−12、11−12
結果
1着6番ロサード
2着4番アグネススペシャル
3着3番ホットシークレット
うーん、かすりもしてない。こういうのって実は気持ちいい(笑)。ロードフォレスター12着、ゴーステディ6着、ハッピールック8着、ビッグゴールド7着で、自信度Bの割には掲示板にすら来ていないという・・・(汗)。にしても後藤ロサードやってくれた。レコード勝ちとは見事だった。

2002/9/22 神戸新聞杯

1オペラカスタム
オペラハウス産駒ということでステイヤー路線を歩んでいるが、時計自体は平凡。まだ馬が若いのかもしれず、複勝穴という評価で止まってしまう。一応は四位も勝ったりしているが、藤田からの乗り替わりでは期待度も下がってしまう。

2メガスターダム
ダービーもなぜか4着に入ったりとニッピロ産駒らしからぬ好走を見せた。調べてみたらチャイナロックのインブリードがある。これがスタミナの原因だろうか。チャイナロックと言えばハイセイコーの父。ハイセイコーも2200までなら無敵だったので、そんなところなのか。追い切りが無茶苦茶よかったので推してもいいかもしれない。

3タイガーカフェ
弥生賞が2分2秒4で3着、皐月賞が1分58秒8で2着。ペースがどうなってもしっかりついていける器用さがある。ただ皐月賞で完敗したノーリーズンもいるし、微妙なセンか。ダービー以来というのも気になる。切るか。

4テイエムマズルカ
同じホワイトマズル産駒のスマイルトゥモローが2400のオークスを勝っているのだから距離的にはなんの問題もない。あとは勝負根性だけかな。現時点では変わり身もないだろう。

5マイソールサウンド
父タマモクロスはステイヤーという印象が濃いが、実は2000に一番実績がある。母父にSSを持つが、まだBMSとしての地位は確立しておらず、父ヘイローのようにBMSの鬼になれるかどうかこれから見物。面白そうな穴。

6マイネルプレーリー
これもタマモクロス産駒だが母父がグリーングラスなのでかなりステイヤー路線を狙っている感じ。晩成という感は否めず、2000程度で力を発揮できるとは思えない。

7キーボランチ
父キクカグローリアスはスプリントサイアーという評価なのだが、意外にも長距離にも実績を残している。この馬自身も2200で2着、2400で1着と妙な適性を示しており、ここは不気味な存在。休養明けが気になる点。

8ヒシミラクル
中1週だが前走野分特別ではとんでもない末足で1着。時計はかなり平凡だが、北野誠が推す理由もわかるサッカーボーイ産駒。まぁ上がり馬だろうが、ここは格下と見るべきか。

9シンボリクリスエス
強いという勝ち方をしてきた馬なのだが、タニノギムレットがいなくなった今、この馬が秋の3歳G1に一番近いところにいるのかもしれない。確かに末足はすごいが、何かズブさが残っているような気がして、強さは認めるが本命までとはいかない。ちなみに、菊花賞はというと、父クリスエスの距離適性からちょっとキツイかも。

10レニングラード
4戦3連対で池添。それなりの人気だが、おいしそうなところだ。この馬はおそらく長距離向き。トニービン×ノーザンテーストはハイペリオンのインブリードになるのでスタミナが強調されているはず。ぜひ菊花賞までいってもらいたい1頭だが、この2000は短いのかも。

11シルクフェイマス
父マーベラスサンデーはSS系の種牡馬の中でも長距離に実績が出るタイプ。バブルガムフェローもそんな感じ。ここはおそらく短いし、ペースによってかなり末足が左右される馬らしいので切れるか。何よりも和田だし。

12シンデレラボーイ
名牝ラティールの全弟にあたるが、姉も2000には実績を残した馬であったし、なんとかがんばってくれないかなと思う。しかし、末足がまだ安定しておらず、G2を勝つほどの器でもないような気がする。

13ダイタクフラッグ
徐々に芽が出てきているナリタブライアン産駒。同じ阪神2000の毎日杯で2着だが時計はそれほどでもない。その後の皐月賞では4着だったが、ダービーでは13着、ラジオたんぱ賞6着と低迷を続けている。早熟だったとは考えにくいが、それほどの変わり身も期待できないだろう。

14ナムラサンクス
この夏を経験して出走している馬がこれを合わせて5頭しかいない。もしかするとその積み上げで決まる可能性もあるのだが、このメンバーではどうにもあきらめモードではないだろうか。前々走気持ちの良い勝ち方をしたわりに、前走ではシーパッションの尾お逃げに戦意喪失で伸び足を欠いている。

15ノーリーズン
武豊がこの馬に戻ってきた。ダービーでは8着といいところがなかったが、母父ミスプロの適性だったのかもしれない。しかしブライアンズタイム産駒ということで本来ステイヤーかとも思われるのだが菊花賞までは厳しいのではないだろうか。むしろこの良血馬はきっと2000に一番合っており、ここでシンボリクリスエスを負かすとすればその筆頭がこの馬なのだ。何よりも、同じBT産駒であるタニノギムレットの引退という衝撃的なニュースを明るい話題で振り払って欲しいものだ。

16ローエングリン
本命にしようと思っていた。昨日までは。しかし、横山典負傷でコーシローに乗り替わり。宝塚記念の大逃げが再現されればひょっとして後ろが届かないかもとか思っていたのに、コーシローの腕では差されて4着がいいところか。だって私が馬だったら毎日合コンしてるヤツ乗っけて走りたくないもん。兄豊だって負けたくないだろうし。父シングスピールは母父にヘイローを持つ好きなタイプの種牡馬でこれから期待している。そう言えば新馬でカフェブルックリンが5馬身差の圧勝を演じたなぁ。

▲2メガスターダム
×5マイソールサウンド
△7キーボランチ
○9シンボリクリスエス
▲10レニングラード
◎15ノーリーズン

自信度A
きっとカタイね。土曜日荒れたからいいだろう。

複勝 5
馬連 9−15、2−9、2−15、9−10、10−15
ワイド 2−15、7−10、10−15、2−7、2−10
結果
1着9番シンボリクリスエス
2着15番ノーリーズン
3着14番ナムラサンクス
やはりカタくて720円。メガスターダム4着、レニングラード5着、キーボランチ15着だった。とりあえず自信を持って切ったローエングリンが沈んで4着どころか14着。これが720円的中よりも嬉しいことだった。・・・いかんいかん、愉しみ方が変わってるぞ(笑)。シンボリクリスエスは岡部が濁していたように菊花賞には向かわずに天皇賞を目指すとのことで、これは距離適性を考えると英断だと思う。ジャングルポケットもJC復帰らしいし、天皇賞ももしかするといけるかもというような内容の競馬だった。