2002/9/7 朝日チャレンジC

今週は土曜日もG3があるし、けっこうオープンクラスのレースも目白押し。これはやらねばなるまい(笑)。

1トウショウアンドレ
やっぱりフジキセキ産駒は2000だと苦しいと思う。去年は重賞勝ちもあるが今年は惨敗続き。適性があるかどうかだが、残念ながら母父トウショウボーイもBMS実績ではマイラーであり、ここは見込めない。

2タップダンスシチー
函館記念惨敗でもうグレードレースでは通用しないのかと思ったが、やはりこの馬はステイヤーなのだと思う。ペース次第だろう。3月に阪神2200を2分12秒で走っているがこれはなかなかすごい。勝ちきれるかどうかは疑問だが、頭数が少ない分軽視できない馬ではあろう。

3グランパドドゥ
これもフジキセキ産駒だが、母父リズンスターがちょい長目まで大丈夫そうだし、母親は名牝スターバレリーナであるからちょっと期待をこめてみよう。ただ、冬に走る馬という感じがするし、ただ一頭の牝馬である。先週までの流れなら。

4トゥルーサーパス
3歳の上がり馬。しかも久々後藤が騎乗である。どの程度人気になるのか分からないが、モビーディックやボールドブライアンに勝っているレースなどは末足もかなりのもの。父はエーピーインディ。あまり信頼できるほどの種牡馬でもないと思っているのだが、海外での評価は高い。距離的にはマイラーなのだが、そこは母父アレッジドがカバーするはず。

5イブキガバメント
小倉記念2着。まだあんな足で走れるかと思ったが、コマンダーインチーフ産駒の距離適性なのだろうなぁ。去年の勝ち馬であるから人気は出るだろうが、主戦河内に戻ってまたダメだろうと推測。

6トーホウドリーム
休養明け3戦目となるが調子がまだ出ていないようだ。小倉記念は直線伸びず11着。母父ノーアテンションがずばり2000までで適性はむしろ母方に近いのでは。この1戦で変わり身があれば・・・。

7タヤスメドウ
昨年春までだったら推してもよかったが、もう終わりだろう。コーシローだからどんな馬でも切るのだが。

8ビッグゴールド
休養明けとなるが、阪神では連対率が5割近くと相性がいい。ただ、時計そのものは他競馬場に比べるとこの馬本来のものではなく、何か走りにくいのかもしれない。こういう謎な馬は押さえておいたほうがいいのかもしれないが、何回も書いているとおり、キライなタイプなので切る。配合はいいんだよなぁ・・・。

9オースミブライト
半年ぶりの出走となり人気もほとんど出ないはず。血統は父ラストタイクーンで短距離という感じもしないではないが、母父モーニングフローリックがそれを補い、2400くらいまでは大丈夫なはず。たまたま放牧に出される前が調子悪かったと思いたい。

10トウカイパルサー
北九州記念惨敗は飯田だったからだろうか。母父コンキスタドールシエロはBMSで距離が伸びるタイプでやはりミスプロ系という感じがする。2000が一番強いのではないだろうか。よってかなりの期待をこめるが鞍上は岩田康であるから1着はあまり考えにくい。

△2タップダンスシチー
○3グランパドドゥ
◎4トゥルーサーパス
×9オースミブライト
▲10トウカイパルサー

自信度C

複勝 9
馬連 2−4、3−4、4−10、3−10
ワイド 2−3、2−4、3−4、4−10、2−10
結果
1着2番タップダンスシチー
2着5番イブキガバメント
3着4番トゥルーサーパス
ワイド的中430円。トゥルーサーパスが思ったより伸びなかった。1分58秒1はレコード。ペースも速かったししまいもかなり伸びてきていた。そう考えるとあれについていって3着だからトゥルーサーパスの力もトゥルーなのかもしれない。グランパドドゥは8着、トウカイパルサーは4着だった。

2002/9/7 その他

★紫苑S
こりゃまたいいメンバーが揃ったものだ。

1レアパール
1800は距離的にいちばんいいところだと思うのだが、どうも成長途上の感が否めない。実はタニノギムレットにも勝ってるそうで、この馬。ミモザ賞では10番人気でありながらブリガドーンにも勝ってる。負けがほとんどDなことを考えればここは大穴かな。人気にならなければ江田照だし。

2ケイプスルー
地方馬は相変わらず謎に包まれるのだが、いきなりの芝ではムリがあるはず。

3シアリアスバイオ
どうも芽が出ないように見受けられるのはやはり血統的な問題で、タマモクロスとマルゼンスキーなら2000以上でしょう。この1800がどうかは多少疑問が残るが、可能性としては捨てるにはもったいなさすぎる一頭。

4イットウリョウダン
血統もいいし前走の時計がいい。同じ新潟の1800であるから後押し材料にはなる。ただ、フサイチコンコルド産駒ってたまにポカがあるから信頼しきれないのよねー。

5ヘルスウォール
早熟エリシオ産駒。せいぜいマイルが限度でチューリップ賞の勝ちはフロックだったと見たい。

6スノースタイル
もともと地方馬だが中央でそれなりの成績をおさめている。ホワイトマズル産駒だから距離は全然大丈夫だし、それよりも前走33秒9の末足は驚異。

7オースミコスモ
オークス惨敗はやはり距離適性。あとは勝負勘が戻っているかどうかだが、果たして新潟の直線で粘れるかどうかというところに大きな疑問符。

8トーセンビュー
上がり馬だと思う。夏にかけて2ヶ月で新潟1800を4秒も縮めている。蛯名が乗るのも納得だが、500万勝ちのいきなりオープンでどこまで通用するだろうか。相手は強いが期待を込めて。掲示板止まりという可能性も大きいが。

9キロロプラム
血統は非常に魅力があるが、時計的にもメンバー的にも厳しいか。勝春がまだ続いていればコワイのだが。追ってから必ず伸びる足を持っている。

10シャイニンルビー
オークス以来となるが、それまで末足がだんだん切れなくなってきているのが気になる。つまりペース次第ということで、崩れ去る危険を多く孕んでいるということになろう。本命には推せない。

11メジロジョーンズ
何よりも時計が物足りないし、本格化していないと見るべきだろう。末足はいいものを持っているのだが。

12ブリガドーン
やはり勝ちきれないところばかりが目について、どうもスキになれないタイプ。前走の内容がそれほどよくなかったので今回は消してもいいのではないか。

13レディーシップ
父はクラフティプロスペクター。ミスプロ系だからスプリントサイアーになる。つまりここは不要なのだが、BMSは中距離にポッカリ穴があくスプリンター&ステイヤー実績。まったく謎である。チェックだけしておこうか。

▲1レアパール
△3シアリアスバイオ
◎6スノースタイル
▲8トーセンビュー
○10シャイニンルビー
×13レディーシップ

自信度C

複勝 13
馬連 1−6、6−8、6−10、1−10、8−10
ワイド 3−6、3−10、1−8、1−3、3−8

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★コスモス賞
2歳オープンはしばらく目が離せない。

1フジノタカネ
走り方がしっかりしているし、馬体もできあがっている。前走こそ4着にやぶれはしたが、ここで勝たないと阪神JFではお客さんになってしまうだろう。

2ユキノスイトピー
前走勝ちも首を振るなど気性の難しい面を見せており、時計も今ひとつ。まだまだ本格化は遠いだろう。能力的には非凡だと思うが。

3イエヤス
旭川ではかなりの接戦を制しているが、中央では前に出ることすら難しそう。血統としては安定度が高くハズレのない配合だと思う。

4コウチバイパー
前走は4着だが、あの追い込みは見事。位置取りさえ間違わなければいい競馬ができるのでは。人気が出そうなのがちょっとだけイヤだが。

5ゴッドミュータント
これまた地方馬だが松幹が乗る。3戦3連対はいずれも不良馬場。何か意味があるのかもしれない。札幌は・・・雨か?

6ニシノツキカゲ
ラムタラ産駒だが、なかなかの好走で勝っている前走。もっともキャリアがそれだけなのでここで通用するかは疑問。時計も1600では平凡以下で1F伸びてどう影響するか。

7ブレーヴブラッド
地方馬。イエヤスに負けているからコケてほしいところ。ダンシングブレーヴ産駒というのは魅力ではあるが。

8レインボーブリッジ
岩手馬。小林俊や沢田盛が乗っているところからして陣営の期待は大きいのだろうが、1600の時計があまりにもオソマツ。藤田が乗ってどう走らせるのか。

9ダイコーブリザード
これもイエヤスに負けている。良化してはいないようだ。血統的には開花の可能性アリ。

10ブランピュール
中館だが、この馬はかなり走ると思う。あとは初めての距離という点だが、血統ではカバーしきれる範囲。逃げがしっかりとハマれば勝てる。2歳ならまだ逃げが強いはず。

11ホワイトカーニバル
陣営の期待がどの程度なのかは知らないが、可能性を求めてのエントリーなのかもしれない。父ミシルも母父パークリージェントもスプリントサイアーである。もしかしたら大敗かもしれないが、基本的に芦毛は好き(笑)なので推す。

12ジェリクル
前走生まれ変わったような競馬で4角10番手からの強襲一気で勝っている。末足は35秒0。後ろからの競馬がいいのかもしれないので大外枠はラッキーかも。あとは距離だが、メジロライアン×ストームキャットで2000ちょいくらいまではもつだろう。

▲1フジノタカネ
△4コウチバイパー
○10ブランピュール
▲11ホワイトカーニバル
◎12ジェリクル

自信度B

馬連 1−12、10−12、11−12、1−10、10−11
ワイド 1−4、4−10、4−12、1−11
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
★定山渓特別
1ストレイラルホーク
前走惨敗から4ヶ月ぶりの出走。なんと言ってもシルヴァーホーク産駒である。とんでもない末足が魅力。そうそう、新潟羽黒山特別に出走のイデムも同じ。注目である。

7プライムオブユース
父デピティミニスターの実績から距離的には大丈夫だし、このメンバーの中では小野に信頼してもいいだろう。母父ラーイと良血。

9ヒカリハンティング
2000の経験と前走の時計で選んでみた。中館もたまには勝ってほしい。

自信度C

馬連 BOX 1、7、9
紫苑S 結果
1着7番オースミコスモ
2着3番シアリアスバイオ
3着10番シャイニンルビー
うーん、オースミコスモかぁ。よく考えたら東京コースと相性いいんだもん新潟だって得意なはずなんだよね。シアリアスバイオが最低人気でワイドは2240円。ちなみに馬単だと桜花賞なみの3万馬券であった。レアパール10着、スノースタイル9着、トーセンビュー7着。

コスモス賞 結果
1着10番ブランピュール
2着1番フジノタカネ
3着2番ユキノスイトピー
予想通り見事に逃げがハマり快勝。馬連は1060円だった。こう見ると地方馬と中央との違いは明白でかなりの差があるということがわかる。フジノタカネは別格だが実はまだ未勝利なのね。コウチバイパー6着、ホワイトカーニバル11着、ジェリクル4着だった。

定山渓特別 結果
1ストレイラルホーク・・・2着。末足がもうひとつだった。ダントツの1番人気だったのにね。
7プライムオブユース・・・5着。最後の直線で位置はよかったのだが伸びきれず。
9ヒカリハンティング・・・8着。10レースで勝ったからここは勝てないのね、中館。

そうそう、タニノギムレットが引退、種牡馬入り。衝撃的なニュースである。秋の3歳がまた波乱の予感。