〜クルマがスキ〜
趣味の一つがクルマです。 クルマはいいですねぇ。大学時代の友人が「世の中思い通りになることなんか少ないよ。運転はその一つだけどね。」と言っていました。 愛車紹介と最近のクルマ事情についての独断と偏見的な考察のコーナーです。 |
所有車 | MyCar は SUBARU レガシィB4 RSK である。当然マニュアル。 もう今年で8年目を迎えたロートルカーになってしまいましたがまだまだ元気に走ってます。 ちなみに走行距離はまもなく15万km。 |
きっかけ | このクルマを選択するにあたって、いろいろと悩んだ。以前は TOYOTA コロナ EXIV 4WD−Limited に乗っていたが、条件として外せなかったのが、「2000ccクラスかそれ以上」「パワーがあること」「4WD」「マニュアル」ということであった。ボディについては別にステーションワゴン系でもスペシャリティでもかまわなかったのだが、やはり使い勝手から4ドアがいいということでセダンからの選択になった。 最終的な選択肢として次の4車種が残った。 MITSUBISHI ランエボ MITSUBISHI ギャラン VR-4 SUBARU インプレッサ SUBARU レガシィ B4 他、現在のTOYOTA車では2000クラスで4WDのマニュアル車が存在しない。あってもオジサングルマである。 NISSANはGT-Rという大御所がいるが庶民の買い物ではない。 HONDAはキライ。ただ単にキライ。 MAZDAは食指を動かされるクルマがない。 ランエボは確かにいい。百歩譲ってまぁ大人が乗っても違和感がない。しかしまぁ乗ってて注目されることが実はあまり好きではない。 VR-4はそそられた。2500ccということを除けば、当時はほぼカンペキなクルマだったと思う。しかしモデル末期ということやボディ剛性の面から少し敬遠した。 インプレッサはフルチェンで大不評の丸目ライトの時で、その点だけがどうも購買意欲をそそられなかった。今思えば丸目もよかったなぁと。 B4はツーリングワゴンに比べても遜色ないし、何よりもSUBARUの情熱が感じられる。非の打ち所がなかった。強いて挙げると、あまりにオーソドックスなフロントマスクかな。 最終的には、商談をしてもまったく売る気のないMITSUBISHIのセールスマンに嫌気がさしたのもあり、B4に決定したのであった。 |
乗ってみて | ○ものすごい安定感である。このクルマに乗るまでは10年来TOYOTA車オンリーだったが、感じたことのないボディ剛性だ。平成4年式スープラに乗っていたときはボディの不安定さにワインディングも攻められなかったが、4WDの安定感とビルサスのおかげでまったくよじれることがない。まさに「オンザレール」という言葉がピッタリ。 ○215−45−17のタイヤも低速の街乗りではロードノイズを拾ったり固い乗り心地を感じたりするが、グリップはさすがとしかいいようがない。減りはものすごく早いが・・・。ちなみに、冬はスタッドレスを履くのでさすがにフワフワする感じ。 ○BOXERエンジンのフィーリングもいい。ターボは2000回転から先で急にグッとくる感じ。プライマリターボは実用的なフィールでこれだけでもいい気はするのだが、多少のラグのあとセカンダリターボが始動するととんでもない加速になる。どのギヤからでも加速が味わえるのはターボならではだろう。計算上は5速でレブリミットまで回すと240km/hくらい出そうだが、まぁ出せるところが無いか。プライマリとセカンダリの間の穴を抜きにしても、2000ccでは国内有数のエンジンだろう。3500回転前後でこの穴が発生するが、中途半端に回してギヤチェンジしたときにここに堕ちる。回すなら6000回転以上でセカンダリターボの効きをキープしながらギヤチェンジしていくと楽しい走りができる。 ○スタイルはやはり「おしり美人」であろう。純正のフルエアロだが、5ナンバーサイズということもあってそれほど威圧的ではない。むしろエレガントなムードすら漂うほど。この型のあとの現行モデルもずいぶん長い。今年フルチェンだろうか。スバルのセールスが言うところの「高級車になる」というのが気がかりな今日この頃。 ○オプションでスーパーレザーパッケージを装着している。夏はやっぱり暑い、というか熱い。ただ、一般的な革シートに比べるとスポーツ性の高い硬めの構造でソファのような落ち込みがない分、あまり疲れない。かなり気に入っている。 ○燃費は長距離をかけると今でも10km/リットル以上いける。通勤距離が短いと目も当てられないほど落ち込む。ちなみにマフラーをSTIのものにしているので、街中を走るときにはけっこう気を遣う。おとなしく走っているつもりでも職場に苦情が来たことがある。 |
これから何に乗りたいのかしら | 実は今現在「コレに乗りたい!」というクルマは無い。 今のレガシィには10年乗るつもりで買ったからあと2年は乗るけど、そのときに心から「乗りたい」と思うクルマが現れるのだろうか。 セカンドカーとしてならほしいのがたくさんあるんだけど、メインはやっぱ快適じゃないと。 |
最近のクルマ考 | 最近のデザインはちょっと納得がいかないものが多い。特にスーパーカーブームの中で育った私らにしてみたら「あれれ」というのがたくさんある。まったくもってミニバンブームなど謎なのである。実用性を求めるのなら昔のハイエースみたいなので十分だろう。今なら逆にそっちのほうがカッコイイよ。猫も杓子もミニバンばっかりでつまんないぞ。はっきり言ってちっとも乗りたいと思わない。 メーカー別で見るとHONDAのデザインがダントツでキライ。モビリオやザッツなんて、あれ、どこがいいんだろう?個人のHPだから何書いてもいいよね。あのクルマ、買う人ちょっとだまされてると思う。ついでにそれらを各雑誌でバカ誉めしていた評論家たちも頭悪い。HONDAからしてみたら「とりあえず適当に作ったけど売れるっしょ」みたいな考え方なんじゃないの?一言で言ったら「マヌケ」なデザインで、間違っても「可愛い」とか「ファニー」なんて呼びがたい。とてもNSXやS2000を作ったメーカーとは思えない。はい、私はスーパーカー世代です。 TOYOTAはと言えば、無難なオッサン車も多いけど、ターゲットを若年層に絞った通称「痛車(イタシャ)」も増えてきてる。特にbBはアホ丸出し。若者がカッコイイとか言って乗ってるけど、今の若者自体カッコ悪いからピッタリなんじゃないの。箱型のクルマ、キライ。2000GT、復活しないかな。エンジンは流用でかまわないからスペシャリティを復活させてほしい。 結論を言わせてもらうと、各メーカーとも不況でとても苦しんでる。だからここ数年、いや、数十年、なんとか売れセンを探してる。どのメーカーも「世代」というターゲットを絞ってるけど、その思惑に合致したクルマなんてほとんどない。 それでも海外に比べたらずっと優秀なクルマ作りをしてるんだけどね。 |